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【4〜5歳児向け】勝っても負けても楽しい♪進化ジャンケン【室内遊び・道具なし】

準備物なしで、隙間時間に遊べる遊びの1つに【進化ジャンケン】があります!
少しずつ変わっていく体勢や、「えっへん!」というポーズに大盛り上がりする事間違いなし♪
親子のふれあい遊びにもピッタリです!

このページでは、クラスでの遊び方や導入方法などをあらたうがこさんのイラストを使って詳しく解説します。ぜひ保育に取り入れてみてください!

1.進化ジャンケンとは

【進化ジャンケン】とは、2人組でジャンケンをして、勝った人のポーズが少しずつ進化(成長)していくゲームです!赤ちゃんから始まり、おじいちゃん(おばあちゃん)になるまでをポーズで表現していきます。
最低でも3回ジャンケンをするため、簡単なルールですが満足度の高い遊びになっています♪

準備物

なし

対象年齢

4歳児/5歳児

必要な知識や経験

  • ジャンケンができる
  • ジャンケンの勝ち負けを認める事ができる

2.遊びのねらい

お友だちと2人組になって行うことで会話が生まれ、関わりを深めます。
また、その都度自分たちで勝ち負けを判断するゲームなので、「負けを認める」ことや「負けても楽しめる」ことなど、心の成長が期待できます。

ねらい

  • ポーズの変化やジャンケンを通して友だちとの関わりを深める。
  • ジャンケンに負けてもゲームを楽しめることに気づき、積極的に遊ぶ。

期待される姿

  • 友だちとルールを確認したり、関わりながらジャンケンをする。
  • ジャンケンに負けても、悔しい気持ちを乗り越えて楽しめるようになる。

3.事前準備

赤ちゃん(ハイハイ)、子ども(膝立ち)、大人(仁王立ちでえっへんポーズ)、おじいちゃん(腰を曲げて杖をつくポーズ)という順で進化していくことを、手本と共に確認していきましょう。

みんなやおうちの人、先生も生まれた時は赤ちゃんだった事、みんなはこれから大人になることなどをわかりやすく伝えます。

4.注意点と対策

  • 隣のペアと十分に距離を取り、床に付いた手を他の人が踏まないように気をつけましょう。

5.進化ジャンケンの遊び方・ルール

イラスト
あらたうがこ

あらたうがこ

イラストレーター

1991年生まれ、大阪出身。ASOBINEXT所属。 フリーで絵描きや、被写体、ハンドメイドアクセサリー販売として活動。その他にもバンド活動など多数で活動している。

1. 一対一で向かい合い、『赤ちゃんポーズ(ハイハイの姿勢)』になります。  「進化ジャンケン、ジャンケンポン!」の掛け声でジャンケンをしましょう。
2. 勝った人は『子どもポーズ(膝立ちの姿勢)』に進化することができ、負けた人は姿勢を変えられません。繰り返しジャンケンをしましょう。
3. 【子どもポーズ】の状態でジャンケンに勝てば、次は『大人ポーズ(仁王立ち)』に進化します。胸を張って「えっへん!」と言いましょう!
4. 【大人ポーズ】の状態でジャンケンに勝てば、『おじいちゃんポーズ(腰を曲げ杖をつく姿勢)』になります。先にジャンケンで3回勝利し、この姿勢まで進化できた人が勝ちです。

6.遊びを成立させるポイント

  • 後だしジャンケンなど子どもたちで勝敗が決められない場合は、保育者が審判となり解決していきましょう。
  • 慣れるまではクラス全体でタイミングを揃えてジャンケンを行う事で、次に勝った人がどのポーズになればいいか順番がわかりやすくなります。
    「2回目勝った人は立つよー」と声掛けをしながら進めてみてください。

7.遊びの展開方法

【負けたら退化ルール】
勝った方が進化するだけではなく、負けたら一つ前の体勢に戻るようルールを追加します!
なかなか決着がつかなくて大変ですが、どんどん体勢が変わることに集中して楽しく遊ぶ事ができます。

【勝ち残りルール】
慣れてくると、全員で一斉に行うことができます。
1.まずは2人組を作って進化ジャンケンをします。
2.2回戦は、自分と同じ進化の状態の友だちを探してジャンケンをします。(赤ちゃん同士、子ども同士)
3.何度か繰り返します。全体の中で1番先におじいちゃん(おばあちゃん)になった人が優勝です。
 ※赤ちゃんの人もいるため、手を踏まないように気をつけましょう。

【その他】
・進化の過程を、ヒトではなく他のもので表現する事もできます♪

例:たまご→ひよこ→にわとり
  タネ→新芽→蕾→お花
  たまご→おたまじゃくし→かえる等

クラスのみんなで話し合って進化するものを見つけるのも楽しいですね♪

8.関連する別の遊び

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この記事を書いた人

鈴木美都

鈴木美都

保育士

現在浜松市で保育士として活躍中。 子どもの頃から夢だった、自身が卒園した幼稚園型認定子ども園で勤務した後、結婚で浜松市へ移転したことを機に、新たに保育園で全力取り組み中! 「子どもたちの成長の為、常にヒントを探していた自分」と同じ悩みを抱えている誰かの役に少しでも立ちたい!という思いを抱き、 子どもたちの無限の可能性を引き出すために、今日も何かを食べ歩きながらアイデアを考えてくれている。

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