
走ることや追いかけっこが大好きな子どもたち!鬼が変わる鬼ごっこはまだ難しいけれど、【牢屋鬼ごっこ】なら、ルールも簡単で年少さんでも遊べますよ♪
外遊びを終えて子どもたちに集合を促す際、最後の遊びとして牢屋鬼ごっこを取り入れることで、ただ集まるよりも楽しく外遊びを終えることもできます!
泥棒さんになりきって逃げまわるのも子どもが楽しめるポイント!
このページでは、3〜4歳児クラスでの遊び方や導入方法などをあらたうがこさんのイラストを使って詳しく解説します。ぜひ保育に取り入れてみてください!
1.牢屋鬼ごっことは
鬼役が泥棒役の子どもたちを捕まえて牢屋スペースに集めていき、全ての泥棒役が牢屋スペースへ入ると終わり、というシンプルながらも楽しいゲームです!
保育者が鬼になり、外遊びの最後に取り入れることで満足感が得られ、メリハリを付けて次の活動へ取り組む事が期待できます。
準備物
・牢屋(ブランコの柵の中、石灰ラインで描くなど、子どもがわかりやすければ何でもOK)
対象年齢
3歳児/4歳児
2.遊びのねらい
お友だちや先生とおもいきり走る粗大運動で身体能力の向上も望めますし、鬼の動きを察知して行動する思考力、判断力も養います。
ねらい
- 友だちや先生と身体を動かすことに親しみ、元気よく遊ぶ。
- 相手(鬼)のことを考えて行動し、最後まで一生懸命に逃げる事を楽しむ。
期待される姿
- 友だちとコミュニケーションを取りながら、全身を使って走りこむ。
- 鬼の動きを予測して逃げたり、隠れたり、諦めないで逃げる。
3.事前準備
・牢屋の説明をしましょう。(場所)
・逃げても良い範囲を設定し、わかりやすく伝えます。
4.注意点と対策
- 子ども同士全力で走ることで周りが見えなくなるため、事前にしっかり注意しましょう。
5.牢屋鬼ごっこの遊び方
1.
鬼が10秒数える内に、泥棒は一斉に逃げます。

2.
スタートの合図と共に鬼は泥棒を捕まえにいきましょう。

3.
捕まった(タッチされた)泥棒は、牢屋に入ります。

4.
鬼が全員捕まえたらおわりです。または、最後の1人まで逃げ切った人が勝ちです。

6.遊びを成立させるポイント
- 捕まった子は牢屋で手持ち無沙汰になってしまうため、応援を促したり、なるべく早く全員を捕まえるようにしましょう。
7.遊びの展開方法
- 次の活動へ移る前の切り替えとして牢屋鬼ごっこを活用する際は、保育者が鬼役をすることでスムーズにゲームを進行できます。
- 慣れてくると、子ども同士でも遊ぶことも出来ます。鬼=ハンターとして、ハンター役を3~4人決めます。(30人クラスなら5~6人)制限時間内に泥棒を全員捕まえたらハンター側の勝ち、一人でも逃げ切ったら泥棒側の勝ちです。
- ハンターより難易度があがるのが、ケイドロ(ドロケイ)です。警察チームと泥棒チームに同数で分かれて行います。泥棒は捕まったら牢屋に入りますが、逃げてる仲間の泥棒にタッチしてもらうと脱出することができます。
8.牢屋を使った別の遊び
- ハンター鬼ごっこ
- ケイドロ(ドロケイ)