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【1〜2歳児向け】釣りごっこの遊び方【室内】

普段の保育だけではなく夏祭りや園庭開放などのイベントでも使える子どもたちに大人気の遊びです!
魚が釣れた時の子どもたちの反応や、真剣な表情がとても可愛いですよ♪

準備物の作り方から遊び方まで、今回もあらたうがこさんのイラストを使って詳しく解説します。

1.釣りごっことは

手作りの釣竿と魚を使って釣り体験を楽しむ遊びです。
準備物は身近なもので揃えることができ、子どもたちの集中力や達成感を養うことが期待できます。
釣りごっこを通して海の生き物の名前を覚えたり、魚に色をつけて色の違いを認識することができるため保育の展開もしやすく遊びの幅が広がります。

準備物

  • 釣竿
  • マット(釣り堀)
  • 釣った魚を入れるバケツor箱

〜釣竿の作り方〜
・広告や新聞紙を細長く丸め、見えないように画用紙を上から貼ります
・紐(毛糸、タコ糸など)を50cmほどの長さに切り、竿の端にくくりつけてテープで固定し、紐の先に磁石をくくりつけます。
※磁石をくくりつけた後さらにセロテープで固定すると外れなくなります

〜海の生き物の作り方〜
・白い画用紙やコピー用紙に海の生き物を印刷し(自分で描いてもok!)ラミネートします
・釣竿の先の磁石が引き合うようにラミネートした海の生き物にも磁石を貼り付けてセロテープで固定します
※3歳以上で遊ぶ場合、海の生き物や釣竿をみんなで描いて作っても楽しいですよ!

対象年齢

1歳児/2歳児

必要な知識や経験

・簡単なルールが守れる
・道具を適切に使って遊ぶことができる

2.遊びのねらい

あの魚が釣りたい!これはなんて名前なんだろう?と子どもたちの興味や関心がどんどん溢れる遊びです。
狙った魚を釣り上げた時の達成感を感じたり、海の生き物の名前を覚えて言ってみたり、知識を深めて行くことでさまざまなことに興味を持つきっかけになります。

ねらい

  • ひとつの遊びに取り組む集中力を養う
  • 遊びを通して達成感や満足感を味わう
  • 海の生き物の名前を知り知識を深める

期待される姿

  • 釣りたい魚に狙いを定めて集中して釣ろうとする
  • 魚が釣れた喜びを感じ意欲的に遊びに取り組む
  • 「これは何ていう名前?」「○○って言うんだよ!」と海の生き物の名前に興味を示す

3.事前準備

  • ・導入用に絵本を読みましょう。
     ※海、魚、釣りに関する絵本なら何でもok
  • 釣り堀に見立てたマットに海の生き物を並べます。
  • 1人一本釣竿を配ります。

4.注意点と対策

  • 釣竿が他者に当たったり、絡まらないように十分なスペースを確保してください。
  • 事前に釣竿の持ち方や遊び方を子どもたちに伝え、釣竿で怪我をしないように注意しましょう。
  • 年齢や月齢に応じて釣る魚や海の生き物の数、大きさを調整してください。

5.釣りごっこの遊び方

イラスト
あらたうがこ

あらたうがこ

イラストレーター

1991年生まれ、大阪出身。ASOBINEXT所属。 フリーで絵描きや、被写体、ハンドメイドアクセサリー販売として活動。その他にもバンド活動など多数で活動している。

1. 導入に絵本を一冊読み、釣りごっこのイメージができるように促します。
2. 1人一本ずつ釣竿とバケツを配り、釣竿の持ち方や遊び方などの注意点を伝えます。
3. 釣竿を使って思い思いに釣りたい魚を狙って釣りごっこを楽しみます。
4. 釣った魚はバケツにいれて、最後にみんなで見せ合いましょう。

6.遊びを成立させるポイント

  • 絵本を読み終わった後に「どんな生き物が出てきたかな?」「みんなも今から釣りにいこう!」などと遊びに期待が持てるような声かけをしてみましょう。
  • 1歳児は狙いを定めるのが難しいため保育者や大人が手を添えて一緒に釣りを楽しみましょう
  • 「タコが釣れたね」「何が釣れたの?」と名前や生き物に興味が湧くような声かけがポイントです

7.遊びの展開方法

2歳児クラスでは競争心が生まれ簡単なゲーム遊びができるため、チームに分かれて釣れた魚の数を競う「魚釣り対決」や、色や種類を指定して釣るゲームなどにも展開ができます。

8.魚釣りセットを使った別の遊び

  • お店やさんごっこ
  • なかま探し
  • フルーツバスケット(海の生き物バージョン)
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