子どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からまな&ゆうの二人が「きらきらぼし」を実演してくれます。ぜひ動画でチェックしてみてください。
実演のポイント
「きらきらぼし」は、やさしいメロディと手指を使った穏やかな動作が特徴の童謡です。
実演では、「き〜らき〜ら」の部分で両手を上げて指をひらひら動かし、星の輝きを表現する動きを丁寧に見せることが大切です。
歌詞は覚えやすく、ゆったりとしたテンポなので、0〜1歳児でも安心して模倣できます。歌詞に出てくる「空」「星」などの語彙も、身近な自然や夜空の話題と結びつけやすく、イメージを広げながら演じることがポイントです。
保育者が穏やかに歌い、優しい表情や動作で子どもに寄り添うことが、安心感と集中につながります。
実演:まなゆう
みんなでお空を見上げて歌ってみよう!きっとお星様も見てくれてるはず!お星様にお歌が届くといいなあ。きらきら光るお星様いくつ見つけられるかな?
対象年齢
0歳児/1歳児/2歳児/3歳児
やさしい旋律と短いフレーズ、反復が多く、手指のひらひら動作が中心のため0歳児から導入可能です。年齢が上がるにつれて言葉の理解や表現の豊かさにつながります。
年齢別の「ねらい」
・0歳児
ゆったりした歌声と動作に触れながら、安心感を得る。
・1歳児:
両手の動きをまねして、星のイメージや語感に親しむ。
・2歳児:
「きらきら」「そら」などの言葉と動きを結びつけて、リズムを楽しむ。
・3歳児:
星や空のイメージを膨らませながら、全身を使った表現に広げる。
年齢別の「導入の仕方」
・0歳児:
保育者が抱っこしながらやさしく歌い、手を添えて一緒に動かす導入。
・1歳児:
「おほしさまがぴかぴかしてるよ」などの語りかけをしながら動作を見せる。
・2歳児:
「どこにおほしさまがいるかな?」と空を指さしてイメージを広げる導入。
・3歳児:
「今日はどんなおほしさま?」「色は?形は?」と想像を取り入れた導入で関心を引く。
「きらきらぼし」について
「きらきら星」は、「Twinkle, Twinkle, Little Star」の翻訳版として日本でも広く親しまれている童謡です。やさしいメロディと穏やかなリズムは、乳幼児の情緒を安定させる効果があり、寝かしつけや静かな活動の時間に適しています。
「きらきら光る お空の星よ」という歌詞は、空想力や自然への興味を引き出しやすく、天体や夜空に対する関心を育む入り口にもなります。音域が広すぎないため、保育士が無理なく歌いやすい点も魅力です。
子どもたちはこの曲を通じて、「夜の空」や「星の輝き」に親しみを持ち、美しい自然の存在に気づく感性を育てていきます。
おすすめの季節や月
2月、3月がおすすめです。
夜空や星への興味が高まる季節にぴったりで、情緒を育てる季節の導入歌としておすすめです。
歌詞
上記「まなゆうチャンネル」の動画、もしくは外部サイトにてご確認ください。
作詞・作曲
作詞:武鹿悦子(日本語詞)※複数バージョンあり
作曲:フランス民謡